北半球にあるものです
日中から控え目に振る舞い
「どしたん?今日元気ないやん」
「大丈夫?」
「早く帰った方がいいで」
と言わしめることに成功。
「す、すいません、じゃあ、お先に失礼します…」
半年前から、部屋にポスターを貼って楽しみにしていた維新派の公演♪ なんでもしますよ、そのためにゃ。 屋台でカバブ食べよ☆と思ってあえて空腹で挑んだところ、今回は屋台村はなし。うう。
気をとりなおして。
今回は寝ないぞ!と力みすぎ、開始15分後に睡魔が。いや、でも3幕目くらいからサーっと空気が変わったんですね。ほんとに、サーって。 幸運ですね、こういう瞬間に出会うと。 やっぱりロングランの維新派は、楽日付近にみにいくに限ります。
今回は、恋もすればキスもする、セックスして、子供も生まれ、そして多くが傷つき、死ぬ。今までとは決定的に違う、生々しさがありました。ドキドキした。 ちょい前衛になりすぎてる近年の作品に比べて、今回の変わりようは何だろう。メンバーに、脚本に、演出に、音楽に、生の息吹を感じました。まさに人間がつくったらしい人臭い舞台で驚きました。
久々に、ウルッときたわ。いいぞ、雄吉さん!(って知らんけど)
今日最も気に入った台詞
「そ、そ、そ、それは北半球にあるものデスカ?」
なんか、やられました。
大阪は明日まで。11月にさいたま、来年2月に京都です。
城ホールでは、EXILEのコンサートをやっていたらしく、終演時間が同じで「ヒロ〜」とか言って興奮してるイケイケの若者に、インテリメガネの維新派ファンが巻き込まれ、その有様もまた乙でした。