値段じゃないね

大人計画【ウーマンリブvol.9】七人の恋人 を観に行った。

この人たちはウーマンリブの活動をしている人たちをバカにするスタンスで活動している。それ自体に嫌悪感はないのだが、芝居やるならちゃんとやってほしいな〜と思った。声も聞き取りづらいし、脚本も中途半端な気がした。

ナレーション役の薬師丸ひろこが一番がんばってたんじゃないだろうか・・・。う〜ん5500円分笑わせてください。と関西人なら思ってしまう。(巨大なうんこにオトナが刺さってるというシチュエーションだけでは笑えないでし。)

観終わったあと、どうにも納得がいかず、むしゃくしゃした気分の友人と私は無言で首をかたむけながら四ツ橋付近を徘徊しつづけた結果、お目目なおしに映画をみにいくことにした。

「運命じゃない人」
大人計画の数倍の価値がありました。すごい!すごい!
今日、「芸術」に対して疑心暗鬼になっていた友人と、はじめ、10分おきにおもしろければ右手人差し指をたてる、おもしろくなければ左手人差し指をたてる、はじめの10分で左手が優勢であれば映画館を退場しようという取り決めをしてみたところ、冒頭5分くらいで両手の存在を忘れてしまうほど引き込まれてしまいました。日本の映画もまだまだ捨てたもんじゃないなあ〜と。温度ある。サスペンスです。

結果的に、よい一日だった。DVDにもなりそうなのでぜひ機会があれば。
明日からまた会社か〜やだな〜とか思う日曜の夜とかに、お風呂にはいってからハーゲンダッツ片手に布団の中でみるのが最高ではないかと思います。