初ロリータ○○&初メイド○○

「ロリータ男爵」とゆう劇団の芝居を観に行った。東京で大人気、結成10年にしてやっと関西初の公演。@日本橋インディペンデントシアター2nd.
東京公演で、役者さんが舞台裏で、頭蓋骨骨折という大怪我をしたという事前情報をもとに「どんな激しい舞台なんだ」とおそるおそる期待していった。

おそらく30歳になろうという大人が、舞台上でお菓子を食いまくったり、全裸になったりしていた。いい!

本能寺の変」で信長は実は、お菓子を食いすぎて死んだという設定で、みてるこっちが胸焼けするくらい菓子を食いまくっていた。最後のトドメで生クリームのケーキをワンホールわしづかみで食いながら、明智光秀とキメゼリフを言っているのだが、二人ともまったく何を言っているのかわからなくて、そのアホくささがかえって涙をさそった。

観終わって、日本橋メイド喫茶(!)に入り「信長を演じていた人の人生を応援したいよね」などと感想を述べ合った。

会計を済ませ、萌え萌えな女のコに「行ってらっしゃいませ〜」と見送られる。うう、逆だろ。腑に落ちない。帰り道、そういえばあの舞台のどこでどうやって大怪我をしたのだろう?とふと思う。

前座で、これまた30代の役者さんが「同級生は会社で出世したりしているのに・・・」とこぼしていたが、あなたたちから元気をもらって社会は循環しているのですよ、ねえ。