潜入、犯罪友の会

犯罪友の会=劇団名です。前からずっとみたかったのです。

会議終わったのが19:10、開演19:30

運動神経の悪くて、方向音痴なわたしが湊町の会社から谷町四丁目難波宮跡まで20分でたどり着くには執念が必要です。が今日はやってのけました。へっぴり腰で走った。

それにしてもなんと近寄りがたい劇団名!いったいどんな種類の芝居なのかしらん。アングラ度抜群でおどろおどろしいのかしらん。それはそれで好きだわん。

結果的には意外な時代劇。でもおいてきぼりにはなりませんでした。役者さんはみな根性がすわってて、芸達者でみていて気持ちのよい演技。(そりゃこんな名前の劇団に入ろうというくらいだから、心臓もでかいんでしょう。)

なんせ脚本の流れがすばらしい。ひとつの櫛をめぐったすさまじい愛憎劇。

そして女が女らしく狂ってていい。壮絶なクライマックスは舞台上の出来事とはとても思えなんだ。

よかった。よかった。

アンケートにDM用の名前や住所を書く欄があったが、ふと、「先に母がハガキを受け取ればえらい騒ぎになるな」と思ったのと、もしわたしが今後本当に犯罪に巻き込まれて被疑者になったとき警察の家宅捜索が入って犯罪友の会のDMハガキをおまわりさんが見つけて「ムッなんだこれは。没収没収」となり事態が深刻化するというか、濡れ衣であっても実刑になりかねないな・・・と想像してメールアドレスだけを小さめに綴って帰った、小心者です。

明日が最終日です。もし夜あいていれば、あたたかくしておでかけください。野外演劇です。真冬のかっこでOK。