サマー・タイムマシン・ブルース

ヨーロッパ企画「サマー・タイムマシン・ブルース」をみる。私が在学中に所属していたときに同じ学内で立ち上がった劇団で、役者さんはだいたい顔見知り。今夏、「踊る大走査線」の本広克行監督による映画化で一気にメジャーになって情報誌によく取り上げられてる、それをわたしは横目でみてやっぱりちょっとうらやましくもあり。高校で一緒に演劇部やってた男の子もその劇団に所属していて、「交渉人真下正義」なんかにもちょこっと出演してるらしい。だいぶうらやましくもあり。面と向かっては言ってやらなかった。

タイムマシンがあったら何をしたい?さんざん話して彼らは壊してしまった部室のクーラーのリモコンを昨日に取り戻しに行くという非常にスケールの小さーいとこを選ぶ。
でもでも過去を変えたらどうなっちゃうんだ?俺が二人?誰もが突き当たる疑問。途中で頭が混乱してま、いいかってごまかすことをせずにとことんつきつめたのがこの作品。

コネタと役者のキャラとセンスのよさで、ええかんじの再演にしあがってました。

そうそう過去を変えるのはやっぱりこわいから、それは今の自分じゃないってことだから、今は今でそれなりに満足してっし。うーん行くならやっぱ未来の自分の寝顔でもみてすぐ帰ってくる・・・かな。やっぱ小さいわ。