木綿と絹ごしの月

JS3D「マダラ姫」をみにいきました。
佐野史郎が出るからみにいこうって友人に誘われて、蓋をあけたら私の好きな竹内銃一郎さんのJIS企画のお芝居でした。

失踪した脚本家の別荘で、劇団員や脚本家の双子の妹などが出てきて驚愕の事実が発覚するといういわゆるミステリー。
たまに可笑しくて、たまに驚く。ドキリとする台詞に出会う。うっすらと漂う狂気。これは火サスではないな、と思う。

全て理解しきれないまま終幕、ぽかーんとする感じ。でもそういう感じが私は決して嫌いではない。

友人は佐野史郎の親戚筋にあたるらしく、なんと楽屋まで!連れて行ってくれました。
私については完全に「君は誰?」状態で、あがって何を喋ったのかよく覚えていない。「私も演劇やってるんですぅ」など口走っていた気がする。(OLだよOL、あたしゃ、)

初めぽかーんとしつつも、佐野史郎さんは快くサインくれたり一緒に写真とったりなんかしてくれました。オレンヂのかわいートレーナー着つつも、心地いい気の抜き方と緊張感を同棲させた不可思議な魔力のある男性でした。惚れっぽいわたしは完全に骨抜き。

帰り、竹内さんともエレベーターが一緒になりましたがこちらはそうでもありませんでした(笑)。