アジアのおんな

ヒマをもてあまして、パスポートを取得してみました。

大学の卒業旅行にパリに行って以来、ずいぶん長いアイダ海外旅行してないなあと思いたち、今年こそどこか行こうかなあと思っていたら3年前に期限が切れていた。

これは大変。

とてもステキな男性から道ばたで「僕と一緒にマチュピチュに行きませんか?」と声をかけられたときに「パスポートがありませんから・・・」といった情けない理由でチャンスを逃すわけにいかない(ちょっと本気でそう思っている)。というか、今まで逃していたのでは???!!!

パスポートは奮発して10年。

後から、妙齢の女性には結婚して名字が変わることを考慮して5年を勧められることもあると聞いた。が、私は特に勧められなかった。勧められると余計なお世話と切れるであろうし、勧められなければそれはそれで腹立たしく思っている自分がいる。

写真が大事。

まつげエクステと眉毛サロンに行ってぴかぴかにした。どこで写真とろうかなーと思ってたら社内のカメラマンが「俺が撮ってやろう」と言うので撮ってもらうと恐ろしく不細工に写り、何度も撮り直しを強要させたが、結局不細工。

一か八かで、旅券発行所の隣で撮ってくれる撮影所でも撮ってマシな方を使おうと決める。したら、そのスピード写真の方が幾分かマシ。

本日できあがってきたパスポートと、8年前の自分と比べる。

がんばった割に大して変わっていないことに、私は喜ぶべきだろうか。
そこ写る
「物悲しい顔をしたアジア系の女」
は私が37歳になるまで微妙な微笑みを投げかけ続ける。