たからづか

生まれてはじめて宝塚大歌劇を観ました。

なんで今まで観る機会がなかったのか謎ですが、とうとうヅカ狂いの同期に連れられ大劇場の門をくぐりました。

なんでも奴は東京公演に先駆けて宝塚に駆けつけ、昨日もみたのに今日も観て、また東京でも2回観る予定だそう。
同じ芝居を4回観るらしく。「村もうで」というらしい(笑)。

宝塚を「聖地」と呼び、星組トップの「安蘭けい」を崇拝し、今日は前から5列目の真ん中の席(!)が取れたとのことで鼻息も荒く、終わったあとは「昨日よりいい・・・」と涙ぐんでいました。奇特な人です。

タイトルは「エル・アルコン—鷹—」

誘われなければ絶対に観たいとは思わんな、ってゆうか意味がわからん。と思ったら原作は少女漫画でした。
海賊の話だったんすけど、ごっつ恥ずかしいセリフとか衣装に身を包みながらも、疑問を挟み込むスキを1mmも与えんと朗々と歌い踊りあげる様はさすが。みんなで一丸となって主役をもり立て、振り付けもキメも期待通りの進行。客層が歌舞伎と似ていることにも納得です。
にしてもラインダンスよかった。あれだけの本数の足をナマでみたのは初めて。ラストに近づくにつれ、だんだん派手になっていく衣装も。「もうこれ以上はないやろ」と思ってもさらに、羽の数とか光り物とかが増えて、巨大化する様は、逆マトリョーシカみたいで参りました。

美川憲一みたいだったねえ」と言うと「美川とか小林(幸子)が真似した」と怒られました。
そして「今日は地味」だったそうで、これ以上もあるんかとたまげました。

そするとなんだか、自分のメイクと服が「とても地味」に思えてきて、手始めに金髪にして、下にもアイライン入れた方がいいんじゃないかという気がしてきました。

となりで「宝塚にマンションを買おうかな・・・」とぽつり。