「缶」コーヒー&シガレッツ

なんだか最近ともだちがみんな忙しく、相手にしてくれない。ぶーぶー。

と思っていたら、そんなわたしにもこの1週間珍しく、仕事が山もり降り掛かってきて、ほぼ毎日終電まで働いていたり、寝ていなかったりで、ストレスがたまっている。
原稿を書いているうちに、日本語なんてどうでもよくなってきてハイなうちに出来上がった文章は、あとで読み返すとやっぱり無理があって、書き直すと結局、おもしろくなくなって


うぎゃああああああああああああ!

と叫びたくなる。

禁煙していたのも復活してきて、この一箱で終わりよ、と思ってても、気づいたらまた一箱買っている。

メンソールは嫌い。

今日は、なんとしても芝居をみにいきたかったから、会社に寄ってから重い身体をひきずって京阪電車にのる。
いつものごとく「当日券セレブ」なんで、開演の1時間前には行かなくちゃならない。

でもチケットをおさえたら開演までヒマになる。
ので、もてあまして、
缶コーヒーをのみながら本を読みながら音楽をききながら、煙草を吸うことになる(どれかひとつにしろ)。

あったかーいを押したつもりがつめたーい、が出て来て悔しい。
くそージョージアめ。

開演時間まぎわに、猛烈な吐き気に襲われる。つわり?(思い当たるふしがない)。

一度座席に座ったものの、トイレに直行。コーヒーをすべて吐きだして席に戻る。なんだかぐわんぐわんしながら、次の暗転で退場しよう、いや、まだいける、次の暗転で・・・と思っているうちに、終わってしまった。

ペンギンプルペイルパイルズ、「ゆらめき」

登場人物はみんな唐突で懐疑的、自己中心的なのにみんな同じマンションの住人やその周辺と「つながろう」とする。モテモテの人妻役に坂井真紀。狂ったようにも聞こえるまともなことを言いながら、だんだん現実と非現実の見分けがつかなくなるあたりが、この脚本家のすごいところ。

実際に気分が地獄あたりをうごめいている私にとって、ナイトメアのような舞台でした。

この吐き気は、ジョージアのせいなのか、ストレスのせいなのか、体調のせいか。芝居のせいかも。

すべておもいあたるふしがあり、なんか煙草をやめようとおもって、森小路駅で、残り18本を捨てた。