小沢健二、の小説

女の子のやっかいなところは、アイドルのことを本気で好きになってしまうところにその根本があるんじゃないかって思うんですが、男の子はどうなんでしょう。わたしは男の子ではないからわからないのだけれど。

小沢健二が小説の連載を開始するという噂を聞いたとき、私は自分の脈がほんとに速くなって、顔が火照ってため息がでるのを感じた。嬉しくて、しばらく一人で黙ってました。(当たり前か)

今日、やっと手に入れました。「子どもと昔話」 秋号。
小沢健二の父親である小沢俊夫が編集している季刊誌、だそうで今号からオザケンによる「うさぎ!」という童話の連載が開始されたのです。

一見、こども用のやわらかい文体ですが内容は現代の資本主義をテーマに鋭い刃が見え隠れ、またその一方で彼独特の素直さが胸をうちました。

でも、若いころの彼じゃきっとこれは書けなかっただろうな。
初めて聴くオザケンのメロディがそこにはありました。

一人の人をすきになる、ということと、生きててよかったと思うことは似ている。おおげさ?

今日も、仕事を、しませんでした。

なんか空気がバラ色〜。ぽ〜。