山鉾巡行頃

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祇園祭カップルで行くと別れる、ちうジンクスがありました。統計的にみて祭に浴衣きてはしゃいでいくのは若者が多い。そのすべてが円満にケッコンまでこぎつけるのはこれ相当のマレな確率と相成るわけで。物理的にも正しそうなジンクス。

とはいうものの、京都市内で中高時代を過ごした私にとっては7月に入るとみんなそわそわし、「ギオン誰と行くのん?」が合言葉になり、相手がいなければ焦って彼氏彼女をつくるという不思議な現象が懐かしい。

24歳の冷静な目でみたら、夫婦できてる人もけっこう多いで、という事実に気づきました。
本当にまわりが見えてなかったんだわなあ〜あの頃は。

山鉾巡行が休日に重なったのは11年ぶりのことだそうで。もんすごい人だった。ありがたがる現象がありがたいと思った。