韓流日本流亜米利加流

ご他聞にもれず韓流にハマッている母親です。
甘い人生連れていかれました。二人とも原題が「a Bittersweet Life」だということを知らず、人生は甘いものだとばかり思って行ったのに、待ち受けていたのは、ヤクザの闘争世界のお話で、メルヘンな母親にはちょっと刺激が強すぎたよう。えっ夢オチ?!という感じがしないでもないところにはアゴが外れそうになったけど。ヤマ場の銃撃シーンのセットがオールドボーイのと同じだ!(薄暗くオサレな部屋の中の溝で水が揺らめいておる)と気づき、自分もかなりな韓流マニアだと自覚しました。

夜は唐組「鉛の兵隊」いきました。半地下の舞台で繰り広げられる濃密な世界。役者さんがみんな年くってて、それ故の凄みがある上、夜の湊川公園&4月の不気味な寒さと相俟ってアングラ度満載でした。消えた指紋の渦を探して大の大人が右往左往するお話です。渦ですよ!「うず」!この人たちのミクロとマクロの格差に気が遠くなりそうな快感がスキなんです。

真夜中に「24」みました。今シーズン3の21時頃です。シーズン4のレンタルが開始されていないので、「シーズン3を観終わったら、しばらく何を楽しみに生きていけばいいのかわからないので、シーズン2の終わりで我慢している」友人が何人かいる中で私は踏み込んでしまいました。やっぱり暴走して夜中に4時間も進んでしまいました。

考えてみれば韓国、日本、アメリカの芸術技術に立て続けに触れた今日でした。目がまわりそうです。そういえば唐組の主演男優がイ・ビョンホンに似ていた気がする・・・。

唐組は5・6月は新宿の花園神社、西新宿原っぱ、雑司ヶ谷鬼子母神で演るみたいです。関東方面の方、ぜひに紅テントめざしていってみてください。