湯湯湯湯布院?

自分の旅行記を読み上げながらBGMつきでひたすらスライド上映をする、という講義が大学であった。しかも時系列がばらばらで時に教授は20年前の頭にバンダナを捲いたヒッピー風だったりする。いまさらながら、あれは何だったのだろう。

しかしその講義での「湯布院」の回が忘れられず、いつか行きたい行きたいという願いがやっと実現。寝台特急「彗星」（=写真）で行ってきました。ユフインへ！夜の合間を縫ってひっそり走るはずの寝台列車の中、壁にかかったブラジャーを三ノ宮でホームからおやじに覗かれたりしながらも12時間かけて到着。
まずは湯気立つ金鱗湖のほとりにある野外風呂「下ん湯」。角度によっては観光客からまる見えもまあサービス精神で。途中からお兄さんがもじもじしながら入ってきた。そう、混浴なのでした。
湯布院は公衆便所なみの頻度で道端に温泉が。脱衣場の真ん中に湯船があるだけ。やたら立派な公衆便所に比べ道端温泉は気合の入り方０。用を足すより風呂に入る方が習慣的なのかも。（そんなアホな）まあ不思議な街です。