サザンの国

お尻がいたい。右側臀部がいたい。

昨日、サザンのライブに行った。サザン狂の友人のお供であり、要するに私はファンではないのでタナぼたの利益。こんなこと言うとファンに殺されそうですが、やはりバチがあたったのでしょう。

関西人でありながら初めての大阪ドーム
ドームに入るなり、興奮してスタンド席の階段を10段ほど転げ落ちた。人生における最大瞬間目撃者数を更新したのではないかと思う。

助けてくれなかった友達は
「人は落ちるとき、ほんとに『うわあああああああ』と言うんだね」
としきりに感心していた。

・・・せっかく行ったのだから、面白かったことを並べてみよう。

開演前ドーム周辺の施設のトイレに女子が殺到。私が並んだゲーセンでは頭の悪そうな店員が「ここから1時間待ちです」と皆に必死に説得して回っていたが、ものの15分で順番がきた。

原由子の誕生日だったので、てんぷら屋の母からのビデオレターが放映された。原母は目を泳がせながら、かなり素な感じで「いつも娘がお世話になっております」などとコメントしていた。

「夢と魔法の国」という歌。おそらくディズニーランドを歌ったものなのだが、タバコのポイ捨てや横入りする人への怒りが込められている。壮大なメロディと歌詞の小ささのギャップがすごい。

ライブのタイトルである「みんなが好きです」。ことあるごとに桑田が絶叫していたが、別にそんな安売りの愛はいらないぜ。

サザンのファン層が半分シニアに足をつっこんでおり、しかめっ面や仁王立ちで聴く不器用なおじさんが多かった。

いや〜でも楽しかった。ファンになった。ここで、彼らが生み出すお金を考えてみた。

8000円×4万人=3億2000万円/1日

むむ。歩く小判・・・。