目でみて確認!
小さい頃高校野球をみてて、試合開始を告げる『ア〜〜〜』というのをサイレンだと知らず、大きくなったらあれになりたいと思っていた。密かに発声練習もしていた。
ものごころついて、その夢はかなわないと気づいてから、今度は台風の現地リポーターに憧れるようになった。あれは人間がやっているはずだ。だって映ってるし。
「あっ今傘が飛ばされました!!」とかやってる姿がなんかかっこいいと思った。
そして就職活動でまずアナウンサーの試験を受けた。「志望動機」を正直に言ったら「あれは危険なので最近はあまりやっていないんだよ」と親切な面接官が教えてくれた。
今になってよく考えるとあれはアナウンサーではなく記者やディレクターなのかも。正社員で採用した女子アナ。をほいほい使うとも考えにくい。
私の会社では今日午後からみな5分おきにYahoo!の天気情報をチェックし「帰宅命令まだかまだか」「動きがおそいぞ」「ちょっとそれそうだ」などパソコンの画面に釘付け。顔はちょっとユルめの半笑い。
何が言いたいかというと、ものごとを目の当たりにしない限り人ってのはのん気で不謹慎な行動をとるものだということです。